宮城県の島>>田代島(たしろじま)
田代島の地図(Yahoo!地図情報)
田代島(たしろじま)
田代島(たしろじま)牡鹿諸島
猫の島。マンガアイランド
住所/宮城県石巻市田代浜
面積/3.14km2周囲/11.5km
人口/112人(H17)・130人(H12)・147人(H7)国勢調査
アクセス/[網地島ライン
【高速船】石巻港→大泊港(35分)→仁斗田港(8分)
【フェリー】石巻港→大泊港(50分)→仁斗田港(10分)

日本は八百万の神々、たくさんの神様が祀られていますが、猫神様も全国的にちらほらと散見されます。祀られている猫はネズミ退治で活躍する猫、福を呼ぶ招き猫、化け猫等々色々です。田代島には昔いたずら好きの山猫がいて、漁の魚を盗んだり、人間に危害を加えたり化かしたり、悪さの程がひどかったので、それを鎮めるために猫を祀ったという伝説があります。それがいつの間にか猫は大漁を招くと言われ、大切にされるようになったのだと思います。そして猫の天敵である犬は敬遠され、猫が多いというより犬が居ない島になってしまいました。島の中ほどにある猫神社には招き猫が祀られています。
田代島は牡鹿半島の西側に位置し、南三陸金華山国定公園に含まれます。砂浜は少なく島の周りはほとんどが断崖になっていて奇岩が多く、波が絹糸のように岩に纏わりつき、それが日光に曝されキラキラと美しかったことから、昔は“多曝島(たざらしじま)”と呼ばれていたと言います。
漁業が中心の島で、幕末から明治の初め頃は大型定置網の大謀網(だいぼうあみ)が盛んで、宮城県でも有数の漁場でした。北に大泊、南に仁斗田と二つの集落がありますが、普段はどちらも人影は疎(まば)らで、人より猫の数が多いと言われる過疎化と高齢化が進む島でもあります。
島の周りはほとんど岩場ですが、仁斗田港の近くに人工海水浴場の田代島ポケットビーチがあります。島では唯一安心して海に足をつける事ができる場所かもしれません。
仁斗田港を徒歩で15分ほど南下するとマンガアイランドがあります。宮城県は漫画家石ノ森章太郎の出身地でもあることから、石巻市をマンガの街にしようという構想が持ち上がり、その一環として田代島にマンガアイランドが造られました。漫画家の“里中満智子”さんや“ちばてつや”さんがデザインしたロッジがあることで知られています。
南端にある三石観音というのは、昔この地に金に輝く十一面観音が流れつき、それを島民が祀り信仰したと言われているもので、ここには古ぼけたお堂があります。巨大な岩が三つあるので三石(みついし)と呼ばれていますが、その岩の上を観音様が馬に乗って上陸した時に付いたと言われる窪みがあります。
西側にある「音が洞」は、洞窟に波がかぶると音が鳴るというので名が付いたようですが、島の乙女がここで大タコを見つけて足を一本づつ持ち帰ったという伝説もあります。イマイチよく分からない伝説ですが・・・。
北側にある二鬼城崎は“にげしろざき”と読みます。平安時代後期に起こった前九年の役(1051年~1062年)に敗れた安倍氏の残党が逃げ隠れ住んだと言われるところで、“逃げ城”とも呼ばれています。また、教育センターの裏手にある“八兵衛壇”というのは、10基前後の塚がある所で、安倍氏の残党が貴重な品を埋めたという伝説もあり、そこを掘り起こすと祟りがあると地元の人から恐れられている場所です。
2009年『島の守り神「猫神社」』で「島の宝100景」に選ばれました。

関連リンク

石巻市ホームページロマン海遊21マンガアイランド

素材ダス

きょうも、
いいネコに出会えた

猫めぐり日本列島

猫神様の散歩道
▲宮城県の島TOP ▲日本の島へ行こうTOP
※牡鹿諸島
09/04/27 更新