京都府の島冠島(かんむりじま)[大島・雄島]
冠島
冠島(かんむりじま)[大島・雄島]
海に沈んだ巨大島
住所/京都府舞鶴市野原字小橋字三浜小字大島1番地
面積/0.22km2/周囲/4km
人口/無人島
アクセス/舞鶴港からチャーター船で約50分

冠島は舞鶴湾の東側を形作る大浦半島の先端にある成生岬の北約7kmの海上に浮かぶ無人島です。大正13(1924)年にはオオミズナギドリの繁殖地として天然記念物に指定され、2kmほど北にある沓島(くつじま)と共に鳥獣保護地区として一般の上陸は制限されていますが、周囲の海はダイバーや釣り人に人気のスポットになっています。そして、本土から遠く離れた二つの島は大島と小島、雄島と雌島のように対で呼ばれることが多く、昔から神秘の島として語り継がれてきました。
遥か昔、大浦半島の北方に海人族が住む凡海郷(おおしあまのさと)と呼ばれる巨大な島があったと言います。その島は大宝元年(701)3月の大地震で海に埋没してしまい、高い山の頂が海上に残り、それが冠島、沓島、立神岩になったとされています。これは『丹後風土記残欠』と呼ばれるものに記されている話だそうですが、『丹後風土記』に伝わる「羽衣伝説」や「浦島伝説」と同じように正体が分からない話として伝わっています。
今では凡海郷は海に沈んだのではなく、多くの塩田遺構が見つかっている大浦半島北部から栗田湾に注ぐ由良川河口に広がる地域だったというのが通説になっています。そして、冠島は海の守り神として今と同じように遠くに浮かぶ小島だったと・・・。
冠島には海部(あまべ)氏の祖神とされる天火明神(あめのほあかりのかみ)を祀る老人嶋神社(おいとじまじんじゃ)があります。毎年6月になると大浦半島北部の地域では「雄島参り」と呼ばれる祭りが催され、冠島まで船を繰り出し安全と豊漁を祈願します。凡海郷に暮らした海人族も同じように冠島を祀り、いつの間にかそこが自分たちの故郷だと思うようになり、そして、自分たちがここに居るのは故郷が海の底に沈んだからだと信じたのではないでしょうか。
近年、冠島周辺の海底から古代遺跡とも思える階段状地形が見つかっています。専門家の間では偶然の産物だと言われていますが、浦島伝説の竜宮や海に沈んだ凡海郷の話が囁かれたのは当然のことです。

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11/01/12 ---------------------------------------Copyright(C) 日本の島へ行こう All rights reserved.