京都府の島冠島
冠島
冠島(かんむりじま)[大島・雄島]
海に沈んだ巨大島
住所/京都府舞鶴市野原字小橋字三浜小字大島1番地
面積/0.22km2/周囲/4km標高/168.8m
人口/無人島
アクセス/舞鶴港からチャーター船で約50分
概要
冠島は大浦半島の先端にある成生岬の北約7kmの海上に浮かぶ無人島。北北東2.5kmには無人島の沓島(くつじま)がある。大正13(1924)年にはオオミズナギドリの繁殖地として天然記念物に指定され、鳥獣保護地区として一般の上陸は制限されている。周囲の海はダイバーや釣り人に人気のスポット。冠島と沓島は大島と小島、雄島と雌島のように対で呼ばれることが多い。
遥か昔、大浦半島の北方に海人族が住む凡海郷(おおしあまのさと)と呼ばれる巨大な島があったと言う。その島は大宝元年(701)3月の大地震で海に埋没してしまい、高い山の頂が海上に残り、それが冠島、沓島、立神岩になった。『丹後風土記残欠』に記されている話だそうだ。しかし、今では凡海郷は海に沈んだのではなく、多くの塩田遺構が見つかっている大浦半島北部から栗田湾に注ぐ由良川河口に広がる地域だったというのが通説になっている。
冠島には海部(あまべ)氏の祖神とされる天火明神(あめのほあかりのかみ)を祀る老人嶋神社(おいとじまじんじゃ)がある。毎年6月になると大浦半島北部の地域では「雄島参り」と呼ばれる祭りが催され、冠島まで船を繰り出し安全と豊漁を祈願する。
近年、冠島周辺の海底から古代遺跡とも思える階段状地形が見つかっている。専門家の間では偶然の産物だと言われているが・・・。

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