鳥取県の島鳥ケ島(とりがしま)
鳥ケ島
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鳥ケ島(とりがしま)
吉備真備が飛び移った島
住所/鳥取県鳥取市港町
面積/0.005km2周囲/0.4km
人口/無人島
アクセス/鳥取港の防波堤

鳥取県には鳥ケ島という名前の島が2つあります。一つは湖山池の中にある周囲100mにも満たない小さな島。そして、もう一つが鳥取港の西側防波堤の途中にある島です。湖山池の鳥ケ島は名前の通りに鳥が居たことで名が付いたような島ですが、鳥取港の鳥ケ島には教科書にも出てくる“吉備真備(きびのまきび)”にまつわる話が伝えられています。
吉備真備は奈良時代の天才とも称され、2度の遣唐使を経験し、唐から日本に文化や思想など多くのものをもたらした人物です。最初は養老元年(717)、22歳の時に留学生として唐に渡り、その後18年も唐で生活しています。そして、2度目は天平勝宝4年(752)に今度は副使として遣唐使船に乗り込み、754年に僧・鑑真を伴って帰朝しています。鳥取市の賀露神社に伝わる社記には、この時、真備が乗った船が九州を目前に難破し、潮に流されて賀露沖の宮島まで辿り着き、そこから真備が30m離れた大島に飛び上がって上陸したことからこの大島のことを“飛び上がり島”と呼ぶようになり、それがつづまって“鳥ケ島”になったと伝えられています。
そして、毎年4月29日には賀露神社の例祭が催されますが、2年に一度の大祭では着飾った男達が伝馬船に乗って「ホーエンヤ、ホーエヤエーエ」とかけ声を掛けながら神輿を載せた箱船の周りを漕ぎ周る「ホーエンヤ祭」が行われます。この“ホーエンヤ”というのは、鳥ケ島に飛び移った吉備真備を村人達が迎えるために小船で奉曳(ほうえい)したことに由来するといいます。
鳥ケ島は高さが26mの岩島で、真ん中には灯台が立っています。港から伸びる防波堤を伝って、最後に消波ブロックを越えれば島に上陸することができます。時々釣り人が渡って来ているようですが、ひょっとするとそれは1300年前の賢人・吉備真備が現代に現れて様子を窺っている姿なのかもしれません。

関連リンク

鳥取市公式ウェブサイト鳥取市観光協会