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11/11/20--------------------------------------------Copyright(C) 日本の島へ行こう All rights reserved.

牛島(うしま)周南諸島
モクゲンジの群生
住所/山口県光市大字牛島
面積/1.96km2周囲/11.0km
人口/87人(H17)・114人(H12)・152人(H7)国勢調査
アクセス/[牛島海運光市・室積港→牛島港(20分)

牛島は江戸の風情を残す室積港から定期船「うしま」で20分、距離にして東南へ約8.5kmの周防灘に浮かぶ小島です。
全体的に山がちで高さ155mの御堂山を中心に緑深い尾根が左右に続き、海岸線の多くは岩肌の断崖を成しています。集落はV字型をした島の北側湾入部の僅かな平地に軒を連ねています。
島の歴史は古く、奈良時代に銅の採掘が行われていたことや平安時代には京都加茂社の御厨(みくりや)だったという記録があります。御厨というのは荘園(神領)のことで、牛島の豊かな海産物が領主の元へ送られていたのでしょう。また、平安期には垣島と呼ばれていたようで、古文書に「垣島牛牧(かきしまのうしのまき)」との表記があり、牛の放牧地だったことが“牛島”という名前の由来だと言われています。
藤田の波止
西崎の波止
産業は漁業が中心で、明治期から昭和初期にかけて急速に発展し、遠く中国大陸沿岸部まで出漁していたといいます。そして人口も増え続け、戦後の一時期にはその数が1,000人にも達したという記録があります。しかし、時代の波とともに人口の減少と高齢化が進み、今では後継者不足に悩む島の姿があります。
2009年に国土交通省が定めた「島の宝100景」では、かつて活気があった頃の牛島の景色として『藤田・西﨑の波止(pdf)』が選ばれています。
モクゲンジ
春になると島全体に山桜が咲き、七夕の頃にはモクゲンジが黄色い花を咲かせます。「モクゲンジ」は中国原産の落葉小高木で、昭和10年に牛島で見つかったものが本州での最初の発見になり、県の自然記念物にも指定されています。
アカガシラカラスバト
また、国内で数を減らし環境省の準絶滅危惧種に指定されている「カラスバト」の生息も確認され、貴重な自然が残る島として注目されています。
「亀吉の墓」、「牛鬼」、「丑森明神」、「平茂の茂平」などなど数々の島伝説が残る牛島。過疎化が進み、平成11年以来休校中だった小中学校も平成17年には完全に閉校になり寂しさが増していきます。えびす祭りや朝市、いつまでも港の灯りが消えないことを願うばかりです。

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