鹿児島県の島大隅諸島馬毛島(まげしま)
馬毛島西側
馬毛島地図
西之表市の宿
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馬毛島(まげしま)[大隅諸島]
日本で2番目に大きな無人島(?)
住所/鹿児島県西之表市(にしのおもてし)馬毛島
面積/8.20km2周囲/16.5km
人口/15人(H17)・0人(H12)・0人(H7)国勢調査
アクセス/西之表港からチャーター
※企業の私有地で入島には許可が必要


馬毛島は種子島の西之表港の沖合い約10kmに浮かぶ平坦な島です。島内からは弥生時代の遺跡が見つかったり中世の頃からトビウオ漁の季節移住があったことは知られていますが、長い間無人島の歴史を刻んできた島です。
本格的に島の利用が始まったのは明治期になってからで、国有地となった土地を西之表の士族が借り上げ牧畜業を開始、また明治13年には政府の緬羊飼育場が造られるなど開拓が進みます。その後、太平洋戦争時の一時期無人島になりますが、戦後の緊急開拓で昭和26年から入植が始まり、同34年の小中学校開校時に人口は113世帯528人を記録、また同38年には西之表港から定期船も就航しています。しかし、干ばつや風害、鹿の食害で農業の不振が続いたことや昭和40年の製糖工場閉鎖で次第に離島者が増えはじめ、昭和55年の3月に小中学校休校、4月21日の全島民離島で再び無人島になっています。
一方、昭和50年頃から私企業による馬毛島買収が始まり、土地利用を巡って翻弄される時代が続きます。
1975年…平和相互銀行の関連会社である馬毛島開発(株)による買収が始まる。
1978年…馬毛島石油備蓄基地建設計画浮上(1984年、志布志湾地区に立地が決定、馬毛島は候補地から外れる)
1980年…核施設誘致案浮上
1983年…馬毛島事件(馬毛島をレーダー基地建設用地として防衛省への売却が工作され、20億円の不正な金が政界へばら撒かれたとされる事件)
1995年…日本版スペースシャトル(HOPE)の着陸場検討
1999年…使用済み核燃料中間貯蔵施設建設候補地として検討されていることが判明
2007年…硫黄島に代わる米海軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)に利用が検討されていることが判明
馬毛島衛星写真
2009年…沖縄県普天間飛行場の移設候補地の一つとして名前が挙がる
2011年…防衛省は馬毛島を陸上空母離着陸訓練(FCLP)施設建設用地とすることを所有者であるタストン・エアポート(株)(※旧名・馬毛島開発(株))と正式に交渉するという合意書を締結
2012年…防衛省と折り合いがつかない所有者が触手を伸ばす中国企業に売却してもよいと発言したことが話題になる
種子島や屋久島の地元住民は米軍訓練基地建設にこぞって反対を表明。北海道の渡島大島に次ぎ2番目に大きい無人島と言われた馬毛島は、もはや無人島とは言いがたい風貌を見せ、そこに生息する固有動物・マゲシカも数を減らしています。

関連リンク

鹿児島県 種子島 西之表市役所